2017年02月08日
佐々木倫子のHeaven?
この人の名前をずっと「りんこ」だと思っていた時期が僕にもありました。
正確には「佐々木倫子(ささきのりこ)」と読める様になったのもここ五年くらいだったと思う。
きっかけは嫁の姉ちゃんが集めてたので、薦められて読み始めたって感じです。

(1999年 - 2003年、ビッグコミックスピリッツ、小学館、全6巻)
今回紹介したいのは「Heaven?」
現在「チャンネルはそのまま」という地方テレビを舞台(北海道)にした漫画が連載されてます、そっちも面白いのですが、
一応最初の方は完結したやつから行こうかなと思ってるので、個人的に特に好きな「Heaven?」です。
最初は少女漫画にしては絵が地味だなと思ってましたが、実はそうでは無く、「青年漫画誌に描く女性作家」ってのが自分の見解です。
とにかく見やすい細い線に、地味かと思われたそれぞれのキャラの個性がしっかりしている。
一巻の扉を開けると、思い出話しを始める初老の男性の言葉から始まります。


と、こんな感じで始まるわけです。
この初老の男性が、後に出てくる主人公の伊賀くん。
この物語は「ロワン ディシー(この世の果て)」というレストランのお話です。
三流ミステリー作家の黒須 仮名子(くろすかなこ)が、自分の家から近い、いつも美味しいものを食べたいというわがままな理由のせいで
隣が斎場になってる立地にフレンチレストランをオープンするという、経営面から立地を監査した時にまずアウトと言われる場所で
行き当たりばったり感満載でオープンして行くのが、この物語の序盤になります。
レストラン経営も初めて、スタッフ経験もなし、そんな黒須がスタッフの勧誘に廻るところなどは、これから最高のレストランにする為にという感覚では無く、
本当にインスピレーションだけで決めて行くわけです。
市場調査も兼ねてフレンチレストランで食事をとる黒須。
笑顔が足りないと、強面の客に絡まれても毅然とした態度で接する主人公の伊賀くん。
何故かその態度に惚れ込む黒須。
「それでいいのよ!!サービスとは・・・・!!」的な、聞く人が聞くと「はっ!!」とするような内容を発していた黒須、本人はその場の思いつきでしか言葉を発していないので
本人は勿論その内容は忘れているし、無論自分(そう私)も忘れている。
そんな中、その言葉に心動かされ、ロワン ディシーで働く事を決めた伊賀くん。
オープン予定のレストランに向かうも、道に迷ってたどり着かない。
やっとの思いで着いたその場所は、隣が斎場なのもそうだが、集まったスタッフの殆どがフレンチの経験のない集団で形成されてることに気付く。
流石にシェフとアシストは経験者だが。
その他はど素人集団と言っても過言ではない。
今まで、補助的な役割しかレストランでしてこなかった伊賀くん。
ここで妙な責任感を背負って、皆に「いろは」を教えて行くという、いわば伊賀くんの成長物語・・・・・
だけではないところがこの漫画の面白いところなんですよ。
レストランというものを通じて、皆が色んな事を学び、悩み、苦しみ、喜び、分かち合っていくヒューマンドラマってのは言い過ぎですが、
もちろん笑える部分も沢山あり、特にスタッフ全員がオーナーである黒須に振り回されるしっちゃかめっちゃかコメディ。うん、こっちかな?
しっくりくる言い回しは。
ってわけで、他のスタッフの紹介を。
堤 計太郎(つつみ けいたろう)
役割、店長
前職、牛丼屋店長、賄いの牛丼に飽きたという理由で転職した。
そろばんで経理をこなす。
バックボーンが一番薄め。
山懸 重臣(やまがた しげおみ)
役割、ソムリエ
前職、定年退職した銀行マン。
趣味が資格習得の為、ソムリエの資格を目指す、実務経験を積む為に黒須に誘われロワンディシーのソムリエにつく。
こう見えてもどう見えてもないが、まさかの東大卒。
川合 太一(かわい たいち)
役割、コミドラン
前職、美容師見習い
シャンプーに飽きたというとんでもない理由で、美容師を辞めて、飲食の経験が無いのにロワンディシーに就職。
天然の可愛らしい男の子で女性ファンも多いが、仕事は出来ないタイプ。
何故か霊感がある。
小澤(おざわ)
役割、シェフ
前職、オーナーシェフ
三ツ星レストランでも勤めていた一流の腕前だが、運が悪すぎる。
働いて来た店はことごとく潰れたり、自分がオーナーになった店は経理に金を持って行かれ潰れた。
いわく付き物件扱いされて、誰も雇いたがらないが腕前は確か。
密かにこのシェフのファンが多いが、不安になると味付けが薄くなり、ご機嫌だと濃くなる。
味付けで精神状態がわかる。
伊賀 観(いが かん)
役割、シェフドラン
前職、コミドラン
唯一フレンチ経験者ではあるが、三年しか働いてないのでシェフドランになるにはまだ早いが、やる人がいないのでこの役職に。
大人しい反面、追い込まれると仕事をこなしまくるため、皆に頼られっぱなしで、オーナーにも振り回される。
でも愚痴らないとても出来た人間、あ、彼が主人公。
黒須 仮名子(くろす かなこ)
役割、オーナー
前職、というか現職ミステリー作家
一発当たった小説のお陰で、ある程度のお金を持っているが、作家としてはほぼほぼ一発屋。
横暴で我が儘だが、美人でもある。
しかし、彼女の一言一句にはどうにも納得してしまう何かを感じてしまう。
たぶん気のせい。
と、こんな個性的な面々でレストランを経営していくわけです。
そこには現実離れしたドラマティックな展開よりも、むしろリアルに起こる出来事を中心に物語は展開して行くので、
実際に飲食に携わる人もこの漫画を『面白い」と言ってる人が多いのも確か。
そこがいいレストランかどうかは、是非読んで確かめてください。
きっとお口に合うと思いますよ♫
正確には「佐々木倫子(ささきのりこ)」と読める様になったのもここ五年くらいだったと思う。
きっかけは嫁の姉ちゃんが集めてたので、薦められて読み始めたって感じです。

(1999年 - 2003年、ビッグコミックスピリッツ、小学館、全6巻)
今回紹介したいのは「Heaven?」
現在「チャンネルはそのまま」という地方テレビを舞台(北海道)にした漫画が連載されてます、そっちも面白いのですが、
一応最初の方は完結したやつから行こうかなと思ってるので、個人的に特に好きな「Heaven?」です。
最初は少女漫画にしては絵が地味だなと思ってましたが、実はそうでは無く、「青年漫画誌に描く女性作家」ってのが自分の見解です。
とにかく見やすい細い線に、地味かと思われたそれぞれのキャラの個性がしっかりしている。
一巻の扉を開けると、思い出話しを始める初老の男性の言葉から始まります。


と、こんな感じで始まるわけです。
この初老の男性が、後に出てくる主人公の伊賀くん。
この物語は「ロワン ディシー(この世の果て)」というレストランのお話です。
三流ミステリー作家の黒須 仮名子(くろすかなこ)が、自分の家から近い、いつも美味しいものを食べたいというわがままな理由のせいで
隣が斎場になってる立地にフレンチレストランをオープンするという、経営面から立地を監査した時にまずアウトと言われる場所で
行き当たりばったり感満載でオープンして行くのが、この物語の序盤になります。
レストラン経営も初めて、スタッフ経験もなし、そんな黒須がスタッフの勧誘に廻るところなどは、これから最高のレストランにする為にという感覚では無く、
本当にインスピレーションだけで決めて行くわけです。
市場調査も兼ねてフレンチレストランで食事をとる黒須。
笑顔が足りないと、強面の客に絡まれても毅然とした態度で接する主人公の伊賀くん。
何故かその態度に惚れ込む黒須。
「それでいいのよ!!サービスとは・・・・!!」的な、聞く人が聞くと「はっ!!」とするような内容を発していた黒須、本人はその場の思いつきでしか言葉を発していないので
本人は勿論その内容は忘れているし、無論自分(そう私)も忘れている。
そんな中、その言葉に心動かされ、ロワン ディシーで働く事を決めた伊賀くん。
オープン予定のレストランに向かうも、道に迷ってたどり着かない。
やっとの思いで着いたその場所は、隣が斎場なのもそうだが、集まったスタッフの殆どがフレンチの経験のない集団で形成されてることに気付く。
流石にシェフとアシストは経験者だが。
その他はど素人集団と言っても過言ではない。
今まで、補助的な役割しかレストランでしてこなかった伊賀くん。
ここで妙な責任感を背負って、皆に「いろは」を教えて行くという、いわば伊賀くんの成長物語・・・・・
だけではないところがこの漫画の面白いところなんですよ。
レストランというものを通じて、皆が色んな事を学び、悩み、苦しみ、喜び、分かち合っていくヒューマンドラマってのは言い過ぎですが、
もちろん笑える部分も沢山あり、特にスタッフ全員がオーナーである黒須に振り回されるしっちゃかめっちゃかコメディ。うん、こっちかな?
しっくりくる言い回しは。
ってわけで、他のスタッフの紹介を。
堤 計太郎(つつみ けいたろう)
役割、店長
前職、牛丼屋店長、賄いの牛丼に飽きたという理由で転職した。
そろばんで経理をこなす。
バックボーンが一番薄め。
山懸 重臣(やまがた しげおみ)
役割、ソムリエ
前職、定年退職した銀行マン。
趣味が資格習得の為、ソムリエの資格を目指す、実務経験を積む為に黒須に誘われロワンディシーのソムリエにつく。
こう見えてもどう見えてもないが、まさかの東大卒。
川合 太一(かわい たいち)
役割、コミドラン
前職、美容師見習い
シャンプーに飽きたというとんでもない理由で、美容師を辞めて、飲食の経験が無いのにロワンディシーに就職。
天然の可愛らしい男の子で女性ファンも多いが、仕事は出来ないタイプ。
何故か霊感がある。
小澤(おざわ)
役割、シェフ
前職、オーナーシェフ
三ツ星レストランでも勤めていた一流の腕前だが、運が悪すぎる。
働いて来た店はことごとく潰れたり、自分がオーナーになった店は経理に金を持って行かれ潰れた。
いわく付き物件扱いされて、誰も雇いたがらないが腕前は確か。
密かにこのシェフのファンが多いが、不安になると味付けが薄くなり、ご機嫌だと濃くなる。
味付けで精神状態がわかる。
伊賀 観(いが かん)
役割、シェフドラン
前職、コミドラン
唯一フレンチ経験者ではあるが、三年しか働いてないのでシェフドランになるにはまだ早いが、やる人がいないのでこの役職に。
大人しい反面、追い込まれると仕事をこなしまくるため、皆に頼られっぱなしで、オーナーにも振り回される。
でも愚痴らないとても出来た人間、あ、彼が主人公。
黒須 仮名子(くろす かなこ)
役割、オーナー
前職、というか現職ミステリー作家
一発当たった小説のお陰で、ある程度のお金を持っているが、作家としてはほぼほぼ一発屋。
横暴で我が儘だが、美人でもある。
しかし、彼女の一言一句にはどうにも納得してしまう何かを感じてしまう。
たぶん気のせい。
と、こんな個性的な面々でレストランを経営していくわけです。
そこには現実離れしたドラマティックな展開よりも、むしろリアルに起こる出来事を中心に物語は展開して行くので、
実際に飲食に携わる人もこの漫画を『面白い」と言ってる人が多いのも確か。
そこがいいレストランかどうかは、是非読んで確かめてください。
きっとお口に合うと思いますよ♫