2017年08月31日
キングダムがなぜ売れたのか?
八月も今日で終わりですな。
にしても暑い。
日差しに関して言うと「熱い」の形容詞がしっくり当てはまる。
んじゃ「熱い」という連想ゲームで、どんな漫画が浮かぶか?と自問自答してみたら、
出て来た答えはこれでした。

そうです、いまや歴史物で一番読まれてるであろうキングダムです。
基本歴史を題材にしてる漫画は好きなので、これも最初から抵抗無く読み始めてました。
以前書いた蒼天航路もそうですしね。
こちら→蒼天航路(クリックすると飛びます)
以前も書きましたが、蒼天航路も「熱い」漫画でした。
これを超える熱さを持つ歴史ものは二度と出ないだろうなと思ってましたが、出ちゃったんです。
それがキングダムです。
いつも自分の見解をあーでもないこーでもないと話してますが、今日はこれを観たらほぼわかるっていう動画を先に貼っておきます。
(本当はアメトークのキングダム芸人貼ろうと思ったのに)
でもこの情熱大陸もよいです。
この番組でも言われてますが、「友情、そして泥臭く」てきな部分が大きいのです。
それがキャラクターにも命が吹き込まれてると感じちゃうわけですよ。
それでも、最初はずっと打ち切りに怯えながら、悩みながら描いていたと作者の原さんが何かで言ってましたね(これでも言ってますが漫研でも言ってました、あれもおもろいです)
あらすじとしては、皆があまり興味が無いかもしれない「始皇帝」の話しです。
三国志の方が有名ですしね、ですが、この人がいなかったらまた別の中国の歴史になっていたかもしれないのも否定出来ない部分です。
昔の日本みたいなもんです、いわゆる幕末のスケールアップ版といいますか。
ここの説明しちゃうとまた「その5」とかまでいっちゃうので、軽く言うなら
統一しちゃおうぜって話しです。
各領地を治める国があり、その領地のトップが「王」と呼ばれてた時代の話しです。
これを春秋時代と言ってます。
紀元前なので軽く2000年以上も前の史実にそって、主人公の信(しん)と後の始皇帝、政(せい)の若き日に抱いた夢を追い続ける生き様を描いた作品ですな。
上記に貼った情熱大陸でも語ってますが、まずキャラクターの多さと魅力、そして師である井上に言われたアドバイスの
眼
実は一巻から三巻まで、改めて新しい表紙描いてるんですよ。

(左が今の絵です)
チカラ強さが違いますね、というわけで動画貼ったらあんま書く事なくなりましたが、
熱い作品ということだけお伝えしたかったかなとw
気になる方は一気読みしまくってください。
じわーっと内面からくる汗をかきますぜ。

中国の歴史に明るい人ならわかる「函谷関(かんこくかん)」
ドキドキしますな!!
もう一回読んでこ
にしても暑い。
日差しに関して言うと「熱い」の形容詞がしっくり当てはまる。
んじゃ「熱い」という連想ゲームで、どんな漫画が浮かぶか?と自問自答してみたら、
出て来た答えはこれでした。

そうです、いまや歴史物で一番読まれてるであろうキングダムです。
基本歴史を題材にしてる漫画は好きなので、これも最初から抵抗無く読み始めてました。
以前書いた蒼天航路もそうですしね。
こちら→蒼天航路(クリックすると飛びます)
以前も書きましたが、蒼天航路も「熱い」漫画でした。
これを超える熱さを持つ歴史ものは二度と出ないだろうなと思ってましたが、出ちゃったんです。
それがキングダムです。
いつも自分の見解をあーでもないこーでもないと話してますが、今日はこれを観たらほぼわかるっていう動画を先に貼っておきます。
(本当はアメトークのキングダム芸人貼ろうと思ったのに)
でもこの情熱大陸もよいです。
この番組でも言われてますが、「友情、そして泥臭く」てきな部分が大きいのです。
それがキャラクターにも命が吹き込まれてると感じちゃうわけですよ。
それでも、最初はずっと打ち切りに怯えながら、悩みながら描いていたと作者の原さんが何かで言ってましたね(これでも言ってますが漫研でも言ってました、あれもおもろいです)
あらすじとしては、皆があまり興味が無いかもしれない「始皇帝」の話しです。
三国志の方が有名ですしね、ですが、この人がいなかったらまた別の中国の歴史になっていたかもしれないのも否定出来ない部分です。
昔の日本みたいなもんです、いわゆる幕末のスケールアップ版といいますか。
ここの説明しちゃうとまた「その5」とかまでいっちゃうので、軽く言うなら
統一しちゃおうぜって話しです。
各領地を治める国があり、その領地のトップが「王」と呼ばれてた時代の話しです。
これを春秋時代と言ってます。
紀元前なので軽く2000年以上も前の史実にそって、主人公の信(しん)と後の始皇帝、政(せい)の若き日に抱いた夢を追い続ける生き様を描いた作品ですな。
上記に貼った情熱大陸でも語ってますが、まずキャラクターの多さと魅力、そして師である井上に言われたアドバイスの
眼
実は一巻から三巻まで、改めて新しい表紙描いてるんですよ。

(左が今の絵です)
チカラ強さが違いますね、というわけで動画貼ったらあんま書く事なくなりましたが、
熱い作品ということだけお伝えしたかったかなとw
気になる方は一気読みしまくってください。
じわーっと内面からくる汗をかきますぜ。

中国の歴史に明るい人ならわかる「函谷関(かんこくかん)」
ドキドキしますな!!
もう一回読んでこ
タグ :キングダム
2017年08月21日
その2まで書いて放置してた酔拳2の考察を今日こそ纏めてみる
最近漫画より映画を見まくってますが、そーいえば漫画読まない日も実はないのでまだまだ紹介していけそうです。
映画もガンガン書きたいのですが、毎日書いたところで追いつかんだろーってのが正直な話しですが、要はちゃんと要点だけ伝えてあっさり書けばいいものを、
やれこーだーやれあーだーって脱線に脱線を重ねて書くからいけないのですよ(これもね)ってわけで結局考えながら書く事が出来ないので、だらっとした内容は相変わらずですが、これからも是非御付き合いしていただけたらなーっと思っております。
今度映画の名言だけ書いて行く内容も書きたいなんて思ったり。
さ、入りの挨拶終わり。

ってわけで酔拳2です。
その1とその2を読んでない方はこちらをどうぞ。
久々に読まれる方もおさらいにどうぞ。
酔拳2を考察してみる その1
酔拳2を考察してみる その2
はい、では興味のある方だけ読み進んでください。
こっからは監督のラウ・カーリョンから、やっとジャッキーに話しを持って行きます(やっとw)
まずその2でも説明しましたが、ラウ・カーリョン自体が作中の主人公である「ウォン・フェイフォン」の弟子の弟子の息子。
なので、史実と口伝をある意味一番知ってるのもこの人ではなかろうか?という辺りまで書いたかなと。
そして前回も触れましたが、ウォン・フェイフォンの作品の多さも考えると、中国国民の間でウォン・フェイフォンの人柄ってものが大分認知されているのでは無いのか?とも思いました。
前回書いた中にジェットリー、リューチャーフィーなども「ウォン・フェイフォン」を演じたと書きましたが、結構お固い役だったんですよ。
既に「先生」って呼ばれてる役というか、師匠と言うか。
最初から強いんですよね(ワンチャイとか特に)
この最初から強いってのは実はブルースリーの時からある流れで、怒って余計強くなるとかそういう展開が多かったんです。
それを壊したのが、少林寺シリーズと、ジャッキーのカンフーコメディです。
親類、親友、同胞などを殺されて、復讐に燃えて、修行して強くなる。
ってのが、ブルースリー以降の王道パターンでした。
ドニー・イェンからまたブルースリーっぽくなりましたけども。
修行ってある意味「スポ根」なんですよ。
ジャンプ漫画と一緒です、だから当時のキッズ達はハマりまくってたんですよ。
どおりでうちの親父がジャッキーにはまらず、ブルースリー派だったのも今ならわかるような気がします。
ある意味での様式美が当時の大人には通用しなかったのかなーとか。
おぅふwまた脱線してるでござる。
戻します、とりあえずラウ・カーリョンはウォン・フェイフォンという既に形成された人物像を、ジャッキーを起用する事によって
ぶっ壊したかったのかなと
そう考えるとなんとなく理解出来るというか、元々歴史上の人物ですし、本人(ラウ・カーリョン)も弟子の弟子の息子だし、
少なからず偉大な人間像は出来ていたはずだし、尊敬もしていたはずです(今まで何度も映画の題材にしてるあたり間違いないかなと)
なので、今までのお固い役ではなく、ジャッキーに演じてもらうことによってコミカル、そしてチャーミングな人物として描かれてたんですね。
これってどういうことかと言うと、「今の子達にもっとウォン・フェイフォンに興味を持ってもらおう」ってことだと自分は解釈しました。
簡単に言うと、大河ドラマでイケメンを起用したら、歴史物に興味の無い女子達が聖地巡礼しちゃう流れに似てるのかなと。
その俳優が好き
↓
なので演じた役も好き
↓
歴史好きになっちゃったw
多分これかなと。
そうなんです、考察っていったい何を言いたかったのかと言うとこういうこと言いたかったんだなと今気付きました。
多分書き始めた時は違う事思ってたんでしょうが、手が勝手に書いてるので間違いないかなと。
コレが自分の中での考察の答えなんですが、この映画をもう少し掘ると、酔拳2の武術指導と監督をしたラウ・カーリョンは
撮影の途中で、監督と武術指導を降ろされてしまいます。
何故降ろされたのか?
降ろしたのは誰なのか?
ジャッキーでした。
ジャッキーが、というか既にラウ・カーリョンの殺陣(たて)は、当時「古い」と思われ始めていたころでした。
それに対していち早く対処したのが、主役のジャッキーでした。
「今の時代にあわない」とラウ・カーリョンに提案してます。
でもそこは何百本も撮ってきたプライドもあるでしょうし、色々葛藤もあったとも思えます。
結局、揉めに揉めて、監督の座を降ろされてしまいました。
その後、ジャッキーもラウも語ってますが、これが原因で二人の中が悪くなったってってことは無かったそうです。
なので後半メガホンを撮ったのはジャッキーでした。
そして新たに組み直した素晴らしい殺陣(たて)の数々、あの時のカンフー映画の最高峰の殺陣(たて)だったと今でも思います。
勧善懲悪
どんなに役柄が変わろうと、このテーマに沿ってるのは、みんながウォン・フェイフォンを愛するが故かなと。
ラウ・カーリョンの愛と、ジャッキーの愛がつまった映画がこの「酔拳2」です。
気になる方は一度観てください。
観たことある方も、この内容を頭に入れてもう一度観てください。
それくらい、カンフー映画史上素晴らしい作品になっていると自分は思っております。
最後に酔拳2のワンシーン貼って置きます。
やっぱジャッキーは石丸の声じゃないといかんな!!
映画もガンガン書きたいのですが、毎日書いたところで追いつかんだろーってのが正直な話しですが、要はちゃんと要点だけ伝えてあっさり書けばいいものを、
やれこーだーやれあーだーって脱線に脱線を重ねて書くからいけないのですよ(これもね)ってわけで結局考えながら書く事が出来ないので、だらっとした内容は相変わらずですが、これからも是非御付き合いしていただけたらなーっと思っております。
今度映画の名言だけ書いて行く内容も書きたいなんて思ったり。
さ、入りの挨拶終わり。

ってわけで酔拳2です。
その1とその2を読んでない方はこちらをどうぞ。
久々に読まれる方もおさらいにどうぞ。
酔拳2を考察してみる その1
酔拳2を考察してみる その2
はい、では興味のある方だけ読み進んでください。
こっからは監督のラウ・カーリョンから、やっとジャッキーに話しを持って行きます(やっとw)
まずその2でも説明しましたが、ラウ・カーリョン自体が作中の主人公である「ウォン・フェイフォン」の弟子の弟子の息子。
なので、史実と口伝をある意味一番知ってるのもこの人ではなかろうか?という辺りまで書いたかなと。
そして前回も触れましたが、ウォン・フェイフォンの作品の多さも考えると、中国国民の間でウォン・フェイフォンの人柄ってものが大分認知されているのでは無いのか?とも思いました。
前回書いた中にジェットリー、リューチャーフィーなども「ウォン・フェイフォン」を演じたと書きましたが、結構お固い役だったんですよ。
既に「先生」って呼ばれてる役というか、師匠と言うか。
最初から強いんですよね(ワンチャイとか特に)
この最初から強いってのは実はブルースリーの時からある流れで、怒って余計強くなるとかそういう展開が多かったんです。
それを壊したのが、少林寺シリーズと、ジャッキーのカンフーコメディです。
親類、親友、同胞などを殺されて、復讐に燃えて、修行して強くなる。
ってのが、ブルースリー以降の王道パターンでした。
ドニー・イェンからまたブルースリーっぽくなりましたけども。
修行ってある意味「スポ根」なんですよ。
ジャンプ漫画と一緒です、だから当時のキッズ達はハマりまくってたんですよ。
どおりでうちの親父がジャッキーにはまらず、ブルースリー派だったのも今ならわかるような気がします。
ある意味での様式美が当時の大人には通用しなかったのかなーとか。
おぅふwまた脱線してるでござる。
戻します、とりあえずラウ・カーリョンはウォン・フェイフォンという既に形成された人物像を、ジャッキーを起用する事によって
ぶっ壊したかったのかなと
そう考えるとなんとなく理解出来るというか、元々歴史上の人物ですし、本人(ラウ・カーリョン)も弟子の弟子の息子だし、
少なからず偉大な人間像は出来ていたはずだし、尊敬もしていたはずです(今まで何度も映画の題材にしてるあたり間違いないかなと)
なので、今までのお固い役ではなく、ジャッキーに演じてもらうことによってコミカル、そしてチャーミングな人物として描かれてたんですね。
これってどういうことかと言うと、「今の子達にもっとウォン・フェイフォンに興味を持ってもらおう」ってことだと自分は解釈しました。
簡単に言うと、大河ドラマでイケメンを起用したら、歴史物に興味の無い女子達が聖地巡礼しちゃう流れに似てるのかなと。
その俳優が好き
↓
なので演じた役も好き
↓
歴史好きになっちゃったw
多分これかなと。
そうなんです、考察っていったい何を言いたかったのかと言うとこういうこと言いたかったんだなと今気付きました。
多分書き始めた時は違う事思ってたんでしょうが、手が勝手に書いてるので間違いないかなと。
コレが自分の中での考察の答えなんですが、この映画をもう少し掘ると、酔拳2の武術指導と監督をしたラウ・カーリョンは
撮影の途中で、監督と武術指導を降ろされてしまいます。
何故降ろされたのか?
降ろしたのは誰なのか?
ジャッキーでした。
ジャッキーが、というか既にラウ・カーリョンの殺陣(たて)は、当時「古い」と思われ始めていたころでした。
それに対していち早く対処したのが、主役のジャッキーでした。
「今の時代にあわない」とラウ・カーリョンに提案してます。
でもそこは何百本も撮ってきたプライドもあるでしょうし、色々葛藤もあったとも思えます。
結局、揉めに揉めて、監督の座を降ろされてしまいました。
その後、ジャッキーもラウも語ってますが、これが原因で二人の中が悪くなったってってことは無かったそうです。
なので後半メガホンを撮ったのはジャッキーでした。
そして新たに組み直した素晴らしい殺陣(たて)の数々、あの時のカンフー映画の最高峰の殺陣(たて)だったと今でも思います。
勧善懲悪
どんなに役柄が変わろうと、このテーマに沿ってるのは、みんながウォン・フェイフォンを愛するが故かなと。
ラウ・カーリョンの愛と、ジャッキーの愛がつまった映画がこの「酔拳2」です。
気になる方は一度観てください。
観たことある方も、この内容を頭に入れてもう一度観てください。
それくらい、カンフー映画史上素晴らしい作品になっていると自分は思っております。
最後に酔拳2のワンシーン貼って置きます。
やっぱジャッキーは石丸の声じゃないといかんな!!
2017年08月20日
ハンター×ハンター34巻考察
54日ぶりのログインありがとうございます、なる文言が一発目に眼に入ったわけだがそうなんです。
ザ、放置。
「おい、酔拳2の考察どこいった?」って思う方もいるでしょうがご安心を。
私も同じ思いです。
ひとまず、酔拳2は置いといて、先々月(?)ハンター×ハンターの34巻を購入しました。
ざっと読んで一言。
冨樫、天才か
いやいや凄いです。
冨樫凄いです。
別に説明がいらないくらいハンター×ハンターってビッグネームだと思うんですが、今回の最新巻があまりにも面白くて、
読み終わった瞬間に読み直してました(特に冨樫漫画はレベルE辺りから文字数半端無いので、一回読むだけじゃ理解できない部分がたまにある)
ってわけで、今回はハンター×ハンターの考察というか、34巻の考察を。

クロロとヒソカ、とうとうやっちまいます。
ハンター×ハンターを読み続けた方ならおわかりでしょうが、「とうとう来たか」って感じですな。
ちなみにですが、今更ハンター×ハンターのあらすじとかって必要ですかね??
個人的にはドラゴンボールばりの説明いらず作品だと思ってますが、今回の考察はあくまでも「34巻」についてなので。
「えー読んでないし」とか言う人も中にはいらっしゃるでしょうけども。
あらすじ書きはじめたら、その10まで書いても終わらない自信があるので(そうなんです、書き始めると終わらないので、書くのが好きなんですが、ゴールが見えなくなる)今回は34巻のみに焦点を当てて、書いて行きたいかなと。
ってわけで、34巻です。
話しの流れが読んでる方も分かってる体で書いて行きます、そこら辺はご了承を。
まず、ヒソカ、ずっっっっっっっっっっっと戦いたがってたわけですが、特別に能力の変化無し。
そしてクロロ、除念を終えて、来るべきに備えて能力の向上も計算づくで挑む。
って普通に、二人のことを序盤でこういう風に感じましたが。
マジで戦うのかよ!!
ってのが正直な気持ちです。
一歩と宮田とかかすむくらい、この二人が戦うとは思ってなかったんです。
それほど原作ファンにとって「二人」とも好きなキャラクターだと思うのです。
どちらも主人公のゴンを始め、キルア、クラピカ、レオリオから見てみると、最初はずっと「悪」の方だったんですが。
ここが凄いというか、悪もカッコ良く描くんです。
そこには仲間だったり色々あるわけですが、唯一ヒソカのみがずっとスタイルが変わりません。
そこには「強いものと戦りたい」というぶれなさがあります。
なので主人公が強くなりすぎてたなら、今頃ヒソカと戦ってると思いますが、
そこはヒソカも言う様に「勿体ない」というくらいですから、主人公のゴンとキルアもまだまだ成長の余儀ありということでしょう。
クロロとヒソカの結果だけ書くと、クロロが勝利します。
何故ネタバレを書くのか?ってのもある意味愚問で、ただ戦いたかったヒソカ(ではあるが、自分の能力には絶対の自信もあった上に、自分にぴったりと思っていた、性格上事前に準備するタイプではない、何よりも驚かせてもらうことに喜びと興奮を感じるタイプ、ようは好奇心旺盛であるが故に、このような結果を招いた)
それに対してクロロの台詞「100%勝つ」この言葉に表れてる通り、自分の能力「盗賊の極意(スキルハンター)」
他者の能力を奪う能力であり、それに加えて「番いの破壊者(サン&ムーン)」「人間の証明(オーダースタンプ」という新しい能力に加え、「携帯する他人の運命(ブラックヴォイス)」「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」
と、同じ旅団二人の能力も備えていた(ブラックヴォイス=シャルナーク、ギャラリーフェイク=コルトピ)
シャルナーク

コルトピ

そしてシャルナーク、コルトピ、加えてマチの三人が闘技場に来ていたことを考えると、ヒソカの能力の考察、そして対策、その上で必要とされる能力の準備。
全てを用意したクロロに隙が無い様に見えました。
それでもヒソカは善戦しますが、闘技場と言う環境までを戦い方に考慮したクロロに軍配があがります。
デスマッチ形式で挑みましたが、ヒソカの念により、試合後ヒソカが生き返ったと同時に旅団(クモ)狩りを開始するとマチにだけ教えます。
多分、最後に残ってくれたマチにはちょいとした感謝もあるでしょうが、縫合しようとしたお礼に、いきなり襲う事だけしなかっただけだと思われる。
現にそのあとシャルナークとコルトピはヒソカに一瞬で殺されてしまうので。
クロロに能力を貸していた二人を真っ先に狙う辺りは、さすがヒソカということでしょう。
準備されて勝てないなら、準備してないところを襲えばいいというのをすぐ実行していました。
シャルナークも言ってた「コルトピの能力はレアなんだ」とウヴォーに言っていた台詞を思い出しましたが、
団長(クロロ)がコルトピの能力を盗めば良い話しだったんだなwってのがわかってしまう悲しいシーンでもありました。
因みに余談ですが「神の左手悪魔の右手」と聞いて、楳図かずおが浮かんだ人はホラー漫画好きな人ですね。
僕は「漂流教室」が好きでしたが。
んまあ話しを戻しますが、綿密に計算された攻防戦は冨樫じゃないと描けないものだなーっと。
クロロの能力を重ねに重ねるとこなどは、初見だと理解出来ないと思うくらい説明好きです。
そして最後のあとがき。
普段書いてなかったあとがきを、このバトルについて冨樫本人が書いております。
「この対決ではやりたかった事がいくつかありました。
まず対決自体。私は主人公の敵同士が戦う話が大好きで、中でも一番燃えたのが『ドカベン』の土佐丸高校VS弁慶高校です。これをぜひ自分の作品の中でやりたかった。
両者を勃てながらキッチリ勝敗をつける点に注意を払ったのですが、楽し難しですね。あとやりたかったのは『100%勝つ』って言って本当に勝つ事。大体負けてしまうので。言った人。
~中略~
一番やりたかった流れは旅団の誰かを殺させる事でした。
話の流れは大体決まっていたのですが、最後にヒソカが誰を殺すのかは決まってませんでした。
ヒソカはあの場でマチを殺したがっていたのですが、僕が却下してしまいました。
船の流れに続けるにあたって他の旅団員へのメッセンジャーが必要だったのと、今回の戦いの反省と復讐を踏まえて、クロロの能力を削っておくという、冷徹で合理的な判断にヒソカの本気を滲ませたかったから…という言い訳を後から付け足した私の勘です。おそらくマチを残しておいた方が後々面白くなるという予感です。
以下略」
そうなのです。
こんなの読まされたら、感想書きたくなるのはハンタファンならわかるはず。
ってわけで、これからもハンター×ハンターを愛していきたいと思います。
読んだ事無い人には「なんのこっちゃ」な内容になって誠に申し訳ありませぬ。
でも書きたかったから仕方ないよね(ゲス顔)
(ほんとは書き足りない)
ザ、放置。
「おい、酔拳2の考察どこいった?」って思う方もいるでしょうがご安心を。
私も同じ思いです。
ひとまず、酔拳2は置いといて、先々月(?)ハンター×ハンターの34巻を購入しました。
ざっと読んで一言。
冨樫、天才か
いやいや凄いです。
冨樫凄いです。
別に説明がいらないくらいハンター×ハンターってビッグネームだと思うんですが、今回の最新巻があまりにも面白くて、
読み終わった瞬間に読み直してました(特に冨樫漫画はレベルE辺りから文字数半端無いので、一回読むだけじゃ理解できない部分がたまにある)
ってわけで、今回はハンター×ハンターの考察というか、34巻の考察を。

クロロとヒソカ、とうとうやっちまいます。
ハンター×ハンターを読み続けた方ならおわかりでしょうが、「とうとう来たか」って感じですな。
ちなみにですが、今更ハンター×ハンターのあらすじとかって必要ですかね??
個人的にはドラゴンボールばりの説明いらず作品だと思ってますが、今回の考察はあくまでも「34巻」についてなので。
「えー読んでないし」とか言う人も中にはいらっしゃるでしょうけども。
あらすじ書きはじめたら、その10まで書いても終わらない自信があるので(そうなんです、書き始めると終わらないので、書くのが好きなんですが、ゴールが見えなくなる)今回は34巻のみに焦点を当てて、書いて行きたいかなと。
ってわけで、34巻です。
話しの流れが読んでる方も分かってる体で書いて行きます、そこら辺はご了承を。
まず、ヒソカ、ずっっっっっっっっっっっと戦いたがってたわけですが、特別に能力の変化無し。
そしてクロロ、除念を終えて、来るべきに備えて能力の向上も計算づくで挑む。
って普通に、二人のことを序盤でこういう風に感じましたが。
マジで戦うのかよ!!
ってのが正直な気持ちです。
一歩と宮田とかかすむくらい、この二人が戦うとは思ってなかったんです。
それほど原作ファンにとって「二人」とも好きなキャラクターだと思うのです。
どちらも主人公のゴンを始め、キルア、クラピカ、レオリオから見てみると、最初はずっと「悪」の方だったんですが。
ここが凄いというか、悪もカッコ良く描くんです。
そこには仲間だったり色々あるわけですが、唯一ヒソカのみがずっとスタイルが変わりません。
そこには「強いものと戦りたい」というぶれなさがあります。
なので主人公が強くなりすぎてたなら、今頃ヒソカと戦ってると思いますが、
そこはヒソカも言う様に「勿体ない」というくらいですから、主人公のゴンとキルアもまだまだ成長の余儀ありということでしょう。
クロロとヒソカの結果だけ書くと、クロロが勝利します。
何故ネタバレを書くのか?ってのもある意味愚問で、ただ戦いたかったヒソカ(ではあるが、自分の能力には絶対の自信もあった上に、自分にぴったりと思っていた、性格上事前に準備するタイプではない、何よりも驚かせてもらうことに喜びと興奮を感じるタイプ、ようは好奇心旺盛であるが故に、このような結果を招いた)
それに対してクロロの台詞「100%勝つ」この言葉に表れてる通り、自分の能力「盗賊の極意(スキルハンター)」
他者の能力を奪う能力であり、それに加えて「番いの破壊者(サン&ムーン)」「人間の証明(オーダースタンプ」という新しい能力に加え、「携帯する他人の運命(ブラックヴォイス)」「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」
と、同じ旅団二人の能力も備えていた(ブラックヴォイス=シャルナーク、ギャラリーフェイク=コルトピ)
シャルナーク

コルトピ

そしてシャルナーク、コルトピ、加えてマチの三人が闘技場に来ていたことを考えると、ヒソカの能力の考察、そして対策、その上で必要とされる能力の準備。
全てを用意したクロロに隙が無い様に見えました。
それでもヒソカは善戦しますが、闘技場と言う環境までを戦い方に考慮したクロロに軍配があがります。
デスマッチ形式で挑みましたが、ヒソカの念により、試合後ヒソカが生き返ったと同時に旅団(クモ)狩りを開始するとマチにだけ教えます。
多分、最後に残ってくれたマチにはちょいとした感謝もあるでしょうが、縫合しようとしたお礼に、いきなり襲う事だけしなかっただけだと思われる。
現にそのあとシャルナークとコルトピはヒソカに一瞬で殺されてしまうので。
クロロに能力を貸していた二人を真っ先に狙う辺りは、さすがヒソカということでしょう。
準備されて勝てないなら、準備してないところを襲えばいいというのをすぐ実行していました。
シャルナークも言ってた「コルトピの能力はレアなんだ」とウヴォーに言っていた台詞を思い出しましたが、
団長(クロロ)がコルトピの能力を盗めば良い話しだったんだなwってのがわかってしまう悲しいシーンでもありました。
因みに余談ですが「神の左手悪魔の右手」と聞いて、楳図かずおが浮かんだ人はホラー漫画好きな人ですね。
僕は「漂流教室」が好きでしたが。
んまあ話しを戻しますが、綿密に計算された攻防戦は冨樫じゃないと描けないものだなーっと。
クロロの能力を重ねに重ねるとこなどは、初見だと理解出来ないと思うくらい説明好きです。
そして最後のあとがき。
普段書いてなかったあとがきを、このバトルについて冨樫本人が書いております。
「この対決ではやりたかった事がいくつかありました。
まず対決自体。私は主人公の敵同士が戦う話が大好きで、中でも一番燃えたのが『ドカベン』の土佐丸高校VS弁慶高校です。これをぜひ自分の作品の中でやりたかった。
両者を勃てながらキッチリ勝敗をつける点に注意を払ったのですが、楽し難しですね。あとやりたかったのは『100%勝つ』って言って本当に勝つ事。大体負けてしまうので。言った人。
~中略~
一番やりたかった流れは旅団の誰かを殺させる事でした。
話の流れは大体決まっていたのですが、最後にヒソカが誰を殺すのかは決まってませんでした。
ヒソカはあの場でマチを殺したがっていたのですが、僕が却下してしまいました。
船の流れに続けるにあたって他の旅団員へのメッセンジャーが必要だったのと、今回の戦いの反省と復讐を踏まえて、クロロの能力を削っておくという、冷徹で合理的な判断にヒソカの本気を滲ませたかったから…という言い訳を後から付け足した私の勘です。おそらくマチを残しておいた方が後々面白くなるという予感です。
以下略」
そうなのです。
こんなの読まされたら、感想書きたくなるのはハンタファンならわかるはず。
ってわけで、これからもハンター×ハンターを愛していきたいと思います。
読んだ事無い人には「なんのこっちゃ」な内容になって誠に申し訳ありませぬ。
でも書きたかったから仕方ないよね(ゲス顔)
(ほんとは書き足りない)
タグ :ハンター×ハンター34巻