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2017年02月24日

ヒメアノール(その2)※映画ね

昨日は書き始めてあっと言う間に、次の日に回すと言う誰が読んでるのかわかりませんが、
ある意味の「不義理」をかましてしまいまして誠に申し訳ありません。


ってわけで前回の続きの前に、今回映画に触れてみましたが、まさかの「原作が漫画」っていう。

ある意味このブログのテーマに沿ってるかなとも思いましたが、映画も中学時代から親父の影響で観まくってますんで、
そこはもうオールジャンルで行きたいかなと思っております。

元々、原作が漫画の実写化はあまり好きではありません。

いわゆる「原作愛」があるので、原作特有のストーリーをぶっ壊して「オリジナルストーリー」にしちゃうからってのが一番の理由ですが。
中には「オリジナルを再現しつつ、且つ綺麗に纏めている」ものも実際あるわけで。

最近のもので、原作ありきの実写版で一番酷かったのが「進撃の巨人」「テラフォーマーズ」あたりですかね。

あれは観なくていいかなと思ってます。

逆に、最近観た中で実写版が良かったのが、「アイアムアヒーロー」と、昨日から紹介し始めた「ヒメアノール」です。


ってわけで前回読んでない方はこちらからどうぞ(クリックすると飛びます)



「ヒメアノール」



そう、前回はありふれた日常のワンシーンを説明して終わっちゃいましたので、今日はそれからのというか、
ネタバレはしませんが、ある程度のところまでは書こうかなと。

ヒメアノール(その2)※映画ね

R15指定でした。

この映画に関してはそれくらいの方が良いと思います。

残酷なんです。

古谷実が描く「人間の恐さ」をちゃんと表現しています。


話しを一旦戻します、前回安藤サン(ムロツヨシ)がユカちゃんを好きになり、岡田君(濱田岳)に相談しながら距離を縮めていったところに
森田君も居て、話しかけるところからですが、

簡単に言うと、森田クンは「ストーカー」です。

ストーカーの気持ちって個人的には良くわかりませんが、「歪んだ愛情」の一つなのかなって。

ただのストーカーではないのがまた恐いところで、森田クンは「異常者」です。

学生時代にいじめられていたのが原因ですが、卒業と同時に「いじめっ子」を殺害してます。

それから精神的におかしくなりました。

自分の中にもう1人の自分が居ると言うか、元々の自分が心の闇に引っ込んでしまったというか。

なので、クラスメイトだった岡田君に話しかけられても最初は「誰?」って感じで全く覚えていません。

勿論その時点では、安藤サンも岡田君も、森田君が異常者だとは思っていません。

恐いと感じていたのは、この時点で「ユカちゃん」だけでした。

話しかけるでもなく、一日中カフェに居て、一日中見つめられる。

これもまた一つの「恐怖」です。


ユカちゃんに想いを寄せているのが森田くん(ストーカー)と安藤サン(ある意味ストーカー)。

安藤サンのサポートをするのが岡田君。


簡単に説明するとこんな図式ですが、ある日岡田君が安藤サンに頼まれて、
ユカちゃんの気持ちを聞き出す事に。

ユカちゃんは「他に好きな人が居る」と、岡田君に正直に説明をする。

「やっぱそうですよね、変なこと聞いてすいませんでした」とその場を去ろうとしますが、ユカちゃんが岡田君を呼び止める。


「好きなのは岡田さんです・・・・」


びっくりする岡田君。

ヒメアノール(その2)※映画ね


たまたま隠れて聞いていた安藤サンw


ヒメアノール(その2)※映画ね

奇声をあげるw

ここら辺の流れは原作通りで、忠実に再現されていた。


「岡田君は僕を裏切らないよね?もし裏切ったらこのあいだホームセンターで買ったチェーンソーでバラバラにしちゃうかな」


と、無断欠勤していた安藤サンの安否が心配になって、わざわざ家に様子を見に来た岡田君に言った台詞がこれ。
(実際にチェーンソーが部屋の片隅に置いてあった)

恐くなったのでユカちゃんに、御付き合いのお断りをする岡田君。


「私じゃダメですか?」と言いよられるも、「バラバラにされる!」とビビってしまう岡田君。

「隠れて付き合いましょうよ」との提案に、泣く泣く乗ってしまう。

何故ならユカちゃんは可愛いから。

しかし、そんなものがいつまでも隠し通せるとは思ってない岡田君は正直に安藤サンに話す。

ショックを隠せない安藤サン、次の日職場に現れると


ヒメアノール(その2)※映画ね

こんなヘアースタイルに。


因みに原作はこれ。

ヒメアノール(その2)※映画ね


まんま

これぞ古谷節、笑える要素もちゃんとある。

考えてみたら安藤サンも危ないヤツだ。


こんな一連の流れから、森田君にも2人が付き合ってる事がばれてしまう。

2人が部屋でいちゃついてる時に、部屋の外にいた森田君。

普通に足早にその場を去る。


ここでまさかのオープニングタイトル「ヒメアノール」の文字が映し出される。

あのセンスは凄い、前半のラブコメらしいパートと、後半の恐怖を綺麗に分ける演出に、
普段映画は黙って観る自分が「おぉぉぉ!」と声をあげてしまった。

タイトルの出し方で凄いと思っていた「ゼロ・グラビティ」にひけを取らない。

因みに「ゼロ・グラビティ」は邦題だが、原題の「グラビティ」で日本でも公開するべきだったと今でも思ってる(余談終わり)


タイトルが出るまで、くすっと笑っていたので、いきなり現実に引き戻された気分だった。

家に戻るなり、包丁を準備しながら誰かに電話をする森田君。

相手は同級生の和草くん。


「わぐっちゃん?岡田ってやつ殺すから、手伝って」


と。


ここまでと同じ量を後半に書きそうな気がするので、一旦続く。


やっぱ映画に触れ出すと、頭が映画脳になる。
「3-4x10月」の紹介を書きたくなって来た。























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Posted by モンゴル  at 14:03 │Comments(0)映画

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